【例文付き】町内会の回覧板に添える挨拶文|新年度・行事・会長交代にも対応! | とぴくる

【例文付き】町内会の回覧板に添える挨拶文|新年度・行事・会長交代にも対応!

お役立ち

町内会の活動で欠かせない「回覧板」。

お知らせや行事の案内と一緒に添える“挨拶文”に悩んでいませんか?
「毎回何を書けばいいの?」「失礼のない表現って?」

そんなお悩みを解決すべく、この記事では“そのまま使える例文”と“書き方のコツ”を丁寧に解説します。

新年度や役員交代、行事のお知らせから感謝の言葉まで、場面に合わせたテンプレートもご用意。

初心者の方も安心して使える内容になっています!

町内会の回覧板に挨拶文が必要な理由とは?

なぜ挨拶が重要なのか?

町内会は地域の連携が命です。挨拶文はその第一歩。

「誰が案内しているのか」「何を伝えたいのか」一目でわかります。
読む相手に安心感と親しみを与えるため、欠かせないコミュニケーション手段です。

書かないとどうなる?地域の反応

挨拶がないと、「誰からの案内?」と混乱が起こります。
反応も薄く、参加率や協力が低くなりがち。

「書いておけばよかった」と後で後悔しないよう、最初にひと言添えましょう。

住民に好印象を与えるための第一歩

回覧板は「文章だけのやり取り」。丁寧な挨拶で“その人の人柄”も伝わります。

「顔は知らないけど、この人なら信頼できそう」

そんな好印象につながります。

信頼関係づくりの基本

回覧板は単なる情報共有ではありません。

継続的に丁寧な挨拶を書き続けることで、「この地域には信頼できる町内会がある」と思ってもらえます。

情報伝達+人柄が伝わる挨拶文

回覧板は硬くなりすぎず、でもそっけなくならない。

「いつもありがとうございます」「今後もよろしくお願いします」などのひと言を添えるだけで、情報以上の“温かさ”が伝わります。

回覧板の内容別!おすすめの挨拶文パターン集

新年度・新体制のスタート時

新しい年度のはじまりには、「新しい役員です」「本年度もよろしくお願いします」という挨拶がぴったりです。

地域住民への“顔見せ”としての役割もあるため、丁寧に書くと好印象です。

【例文】
いつも町内会活動にご協力いただきありがとうございます。
新年度を迎え、今年度の町内会役員が新しく決まりました。
地域の皆さまに安心して暮らしていただけるよう努めてまいりますので、
本年度も何卒よろしくお願い申し上げます。

町内会長 〇〇 〇〇

行事やイベント案内に添える挨拶

花見、夏祭り、防災訓練などの案内には、参加を促すあたたかい言葉を添えるのがポイントです。

「お気軽にご参加ください」「皆さまのご参加を心よりお待ちしております」などのフレーズが効果的です。

【例文】
いつも町内会活動にご理解とご協力をありがとうございます。
今年も恒例の〇〇〇〇を開催いたします。
皆さまの笑顔があふれるひとときを一緒に過ごしましょう。
ご家族そろってお気軽にご参加ください!

町内会行事担当 〇〇 〇〇

お知らせ・注意喚起に添える丁寧な文言

ゴミ出しのルール変更や防犯の注意喚起など、堅めの内容こそ「丁寧さ」がカギです。
あいさつ文でやわらかさを加えることで、相手に伝わりやすくなります。

【例文】
町内の皆さまへ
いつもお世話になっております。
このたび、ゴミ集積所の使用方法について一部ルールが変更となりました。
回覧資料をご確認いただき、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

町内会清掃担当 〇〇 〇〇

急な変更・中止の案内に使える挨拶文

雨天によるイベントの中止や、予定変更のお知らせには、「申し訳ありません」+「ご理解のお願い」を必ず添えましょう。

誠実な姿勢が伝われば、住民の理解も得られやすくなります。

【例文】
町内会の皆さまへ
予定しておりました〇〇〇〇ですが、天候の都合によりやむなく中止とさせていただきます。
楽しみにされていた皆さまには大変申し訳ありませんが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

町内会行事担当 〇〇 〇〇

感謝やお礼を伝えるときの一文

清掃活動やイベント終了後、協力してくれた方々へのお礼の気持ちも、ひとこと添えるだけで大きな信頼につながります。

【例文】
先日の町内清掃にご参加いただき、誠にありがとうございました。
おかげさまで地域の美化が保たれ、気持ちの良い環境となりました。
今後とも町内活動へのご協力をよろしくお願いいたします。

町内会長 〇〇 〇〇

書き方のポイントと注意すべきNG例文

挨拶文の基本構成とは?

町内会の回覧板に添える挨拶文は、基本的に3つのパートで構成されます。

  1. 【導入】…「いつもありがとうございます」「お世話になっております」などの丁寧な出だし

  2. 【本文】…行事やお知らせの内容・理由・お願いしたいこと

  3. 【締め】…「よろしくお願いします」「ご理解のほどお願い申し上げます」など、協力を求める言葉

この3つを意識することで、どんな内容でも自然で誠実な印象の文になります。

長文にする必要はありません。
コンパクトでも要点を押さえ、丁寧に伝えることが大切です。

NGワードとその言い換え例

住民に不快感を与えないためにも、回覧板に書いてはいけないNGワードに注意しましょう。

NGワード 言い換え例
「必ず出席せよ」 「ご参加いただけますと幸いです」
「守らない人が多い」 「一部ご不便をおかけしております」
「困っています!」 「ご協力をお願い申し上げます」
「強制です」 「可能な範囲でご協力ください」
「何度も言ってますが」 「改めてご案内申し上げます」

表現を変えるだけで、相手に与える印象が大きく変わります。
攻撃的にならない言葉選びを意識しましょう。

トーンのバランス(丁寧すぎ?フランクすぎ?)

「丁寧すぎて距離を感じる」「砕けすぎて失礼に見える」
このバランスはとても大事です。

たとえば、

  • 高齢者が多い地域なら → 敬語と時候の挨拶をしっかり入れる

  • 若い世帯が多い地域なら → シンプルかつ親しみやすい文が◎

地域の特徴に合わせて文体を調整するのがコツです。

「ですます調」を基本にしつつ、「ご家族でどうぞ」など、やさしい言葉を取り入れると好感度アップです。

長すぎず、でもそっけなくならない文章のコツ

短すぎる文は、「投げやり」「冷たい」と感じられることもあります。

たとえば、

✕「行事をします。参加ください。」
○「〇月〇日(日)に町内会の清掃活動を予定しております。お時間の許す方は、ぜひご参加ください。」

たった一文加えるだけで、ぐっと印象が良くなります。

「誰が読むのか?」を意識しながら、簡潔に、でも温かみのある言葉を添えましょう。

実際にあったトラブル例と改善策

例1:強い口調で注意書きを出した→クレームに
→「ルールを守ってください!」ではなく「引き続きご協力をお願いいたします」と柔らかく。

例2:挨拶なしの回覧→誰が書いたかわからず混乱
→ 最後に「〇〇町内会 防犯担当 ◯◯」など、必ず名前や役職を入れる。

例3:同じような文ばかりで飽きられる
→ 季節の挨拶や行事の感想など、毎回少しだけ変化を加えるのがコツです。

テンプレートでそのまま使える挨拶文集【場面別】

新年度向け(フォーマル/カジュアル)

【フォーマルな挨拶文】

拝啓
春暖の候、皆さまには益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
本年度より町内会長を務めさせていただきます、○○と申します。

微力ながら、地域の皆さまが安心して暮らせる環境づくりに努めてまいります。
引き続きご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

敬具
令和○年○月
○○町内会長 ○○ ○○

【カジュアルな挨拶文】

こんにちは。
今年度から町内会長を務めることになりました、○○です。

まだまだ分からないことばかりですが、皆さんと一緒に良い町にしていきたいと思っています。
これから一年、どうぞよろしくお願いします!

会長交代時(新任・退任どちらも)

【新任会長の挨拶】

このたび、前任の○○様の後任として町内会長を務めさせていただくことになりました、○○と申します。

地域の皆さまの安全・安心な暮らしを支えるため、微力ながら精一杯努めてまいります。
今後とも、ご支援・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

【退任会長の挨拶】

このたび、任期満了に伴い町内会長を退任することとなりました。

在任中は皆さまの温かいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。
これからは一住民として、町内の活動を見守ってまいります。

引き続き、新会長○○さんへのご支援をお願いいたします。

行事案内付き(花見・運動会・防災訓練など)

【例:夏祭り案内】

いつも町内会活動にご協力いただき、ありがとうございます。

今年も恒例の「○○町 夏まつり」を開催いたします!
ご家族・ご友人お誘いあわせのうえ、ぜひお越しください。

皆さまと楽しいひとときを過ごせることを、心より楽しみにしております。

注意喚起(ゴミ出し・騒音・安全情報)

【ゴミ出しに関する注意】

町内の皆さまへ

いつも清掃活動にご協力いただき、ありがとうございます。
最近、一部のゴミ出しでルール違反が見られます。

地域の美化のため、分別・出す時間の厳守を改めてお願い申し上げます。

ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

簡易版・短文対応(手書きOK)

・いつもありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
・新しい年度が始まりました。今年もどうぞよろしくお願いします。
・町内の皆さまへ、小さなお知らせですが、ぜひご確認ください。
・○月○日の行事についてのご案内です。ご参加お待ちしています。
・ご協力いただき、ありがとうございました!

よくある質問Q&A|挨拶文に関するお悩み解決

Q1:毎回挨拶文は必要?

A:毎回必須ではありませんが、できるだけ挨拶文を添えるのが望ましいです。
特に初めての案内や、重要な内容、感謝を伝える場合は、ひと言あるだけで印象がぐっと良くなります。

「毎回長文を書くのは大変…」というときは、短い定型文でOKです。
たとえば「いつもありがとうございます」「ご確認よろしくお願いいたします」だけでも丁寧な印象になります。

Q2:書き方が堅くなりすぎてしまう

A:堅すぎる文章は、読みにくく感じられることがあります。
その場合は、「〜いたします」ではなく「〜します」など、やさしく自然な言い回しにするのがポイントです。

また、「ご参加ください」より「ぜひお越しください」のように、話しかけるような表現にすると親しみが出ます。

Q3:高齢者にもわかりやすい文って?

A:高齢の方にも伝わりやすい文章は、「漢字を使いすぎない」「短く区切る」「難しい言い回しを避ける」がコツです。

たとえば、「協力いただき感謝申し上げます」ではなく「いつもありがとうございます。とても助かっています」など、やさしい口調で伝えると安心感があります。

フォントのサイズや紙の色(白地に黒文字)にも気を配ると、より読みやすくなります。

Q4:他の人の文と似てしまうのはOK?

A:もちろん大丈夫です!
むしろ、定番の言い回しや例文をベースにして書く方が、トラブルを避けられます。
大切なのは「誰に」「何を」「どんな気持ちで」伝えるかです。

少しだけ自分の言葉を加えるだけで、立派なオリジナル挨拶文になります。

Q5:一文だけでも効果ある?

A:十分に効果あります!
特に忙しいときや回覧内容がシンプルな場合は、「ご確認よろしくお願いします」のような一文でも、まったくないより印象が大きく変わります。

「忙しい中、気を遣ってくれてるな」と思ってもらえるだけで、地域の関係性が良くなります。

まとめ

町内会の回覧板に添える挨拶文は、ただの“お知らせ”を“あたたかいコミュニケーション”に変える力があります。

新年度のスタート、イベント案内、ルールの周知、感謝の気持ち…。
どんな内容でも、最初にひと言添えるだけで、読み手の印象は大きく変わります。

「何を書けばいいかわからない」「堅苦しくなりすぎる」

そんなときは、本記事で紹介したテンプレートや例文を参考に、自分らしい表現で書いてみてください。

たった一文の挨拶が、地域のつながりを深める大きな一歩になります。

タイトルとURLをコピーしました