お正月といえば、やっぱり「おせち料理」。
その中でも、見た目の美しさや盛り付けの工夫が光るのが“重箱”です。
けれど、いざ詰めようとすると「どうやって仕切ればいいの?」「おかずがぐちゃぐちゃにならないか心配…」なんて悩んだことはありませんか?
実はそんな時に役立つのが、100均で手軽に買える「重箱仕切りアイテム」なんです!
この記事では、セリア・ダイソー・キャンドゥなどの人気100円ショップを中心に、仕切りアイテムの選び方・使い方・収納法までを徹底解説。
初心者でも簡単に、お店のような美しいおせちが完成するヒントが満載です。
さらに、お弁当や普段使いにも応用できるアイデアもご紹介。
季節限定ではもったいない、仕切りの便利さをぜひ体感してみてください!
重箱仕切りの基本と選び方ガイド
重箱仕切りとは?おせちに使う理由と便利さ
おせち料理を重箱に美しく詰める際に欠かせないのが「仕切り」です。
仕切りとは、おかず同士が混ざらないように分けるための道具で、見た目の美しさと衛生面の両方でとても役立ちます。
特におせちは、複数の種類のおかずを一つの容器に詰めるため、味や汁が混ざらないようにする工夫が必要です。
そこで仕切りを使うことで、おかずの配置がしやすくなり、料理がきれいに見えるようになります。
また、仕切りを使えば、詰める作業がとてもスムーズになります。
どの位置にどのおかずを入れるかをあらかじめ考えておくことで、重箱の中が整然とした印象になります。
さらに、仕切りがあることで、盛り付け後に動いてしまうのを防ぎ、持ち運びの際も型崩れしにくくなります。
仕切りにはさまざまな素材や形状があり、用途や好みに合わせて選ぶことができます。
たとえば、紙の仕切りは使い捨てで後片付けが簡単、シリコン製の仕切りは洗って繰り返し使えるなど、メリットが異なります。
おせち料理は年に一度の特別な行事です。
そんな大切な料理をさらに美しく演出するためにも、仕切りの存在はとても重要です。初心者の方でも簡単に使えるので、ぜひ取り入れてみてください。
主な素材と種類(紙・プラ・シリコン・竹など)
重箱の仕切りには、さまざまな素材があります。それぞれ特徴が異なるので、用途や好みに合わせて選びましょう。
まずは【紙製】の仕切り。これは最も手軽で、100均でも豊富に取り扱いがあります。
使い捨てできるのが最大のメリットで、片付けがラクです。
色や柄が華やかなものも多く、おせちの彩りを引き立ててくれます。
ただし、水気のあるおかずには向いていません。
【プラスチック製】の仕切りは、やや硬めで形がしっかりしているのが特徴です。
特定のサイズの重箱に合わせて設計されているものが多く、見た目もスッキリ。洗って繰り返し使えるのもポイントです。
【シリコン製】の仕切りは柔らかく、形が自由に調整できます。
密閉性が高く、汁が漏れにくいため、煮物や汁気のあるおかずに最適。カラーも豊富で、色を活かした盛り付けが楽しめます。
【竹や木製】の仕切りは、和風の高級感を演出したい方におすすめです。
通気性があり、自然素材ならではの温かみがありますが、洗浄や保管にはやや手間がかかります。
素材ごとの特性を理解しておくことで、見た目だけでなく機能面でも満足のいく仕上がりになります。
素材ごとのメリット・デメリット早見表
以下は、主な素材ごとのメリット・デメリットを表にまとめたものです。
素材 | メリット | デメリット |
---|---|---|
紙製 | 手軽で安価/色柄が豊富/使い捨てできる | 水に弱い/耐久性がない |
プラスチック製 | 洗えて繰り返し使える/形が崩れにくい | サイズが限定的/ややかさばる |
シリコン製 | 柔軟性あり/汁気に強い/カラフル | 熱で変形する場合あり/やや高価 |
竹・木製 | 高級感がある/和の雰囲気/通気性が良い | 手入れが必要/カビに注意 |
このように、用途や好みによって最適な素材は変わります。
たとえば、家族で気軽に楽しむなら紙製、本格的に美しく仕上げたいならシリコンや竹製など、目的に合わせて選びましょう。
使い捨てと繰り返し使用の使い分け
仕切りには「使い捨てタイプ」と「繰り返し使えるタイプ」がありますが、どちらを選ぶべきか迷う人も多いですよね。
それぞれの特徴を理解して、上手に使い分けるのがおすすめです。
使い捨てタイプの代表は、紙製やアルミ製の仕切りです。
特徴は、とにかく手軽で便利な点。使い終わったらそのまま捨てられるので、洗う手間もなく衛生的。
行事や親戚の集まりなどで、後片付けを楽にしたいときにぴったりです。
一方、繰り返し使えるタイプは、プラスチック製やシリコン製の仕切り。
エコで経済的なのが最大の魅力です。
洗って保管しておけば、次回も使えてコスパ抜群。特に毎年おせちを作るご家庭にはおすすめです。
使い捨ては「手軽さ」、繰り返し使用は「経済性とエコ」がポイント。
行事の規模や頻度によって、両方をうまく使い分けるのが賢い選択です。
購入前に確認すべきサイズ・形・目的
仕切りを選ぶときに見落としがちなのが「サイズと形状」です。
重箱のサイズに合わない仕切りを選んでしまうと、おかずがズレたり、詰めづらくなったりする原因になります。
購入前には、必ず以下のポイントをチェックしましょう。
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重箱の内寸サイズ(縦・横・高さ)を測る
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使いたい仕切りの枚数や分け方をイメージする
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仕切りが固定できるか、動かないか
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詰めたいおかずの大きさに合っているか
また、目的に応じて選び方も変わります。例えば、煮物など汁気の多い料理にはシリコン製や深めの仕切りが便利です。
一方で、見た目を重視するなら、色付きや和柄の紙製仕切りもおすすめです。
形状も、仕切り板タイプ、仕切りカップタイプ、波型タイプなどさまざま。
100均では種類が豊富なので、現物を見てイメージすると失敗が少ないですよ。
【100均別】重箱仕切りアイテム徹底紹介(セリア・ダイソー・キャンドゥ)
セリアの重箱仕切り&和風おせちグッズ
セリアは、100均の中でも特にデザイン性が高く、おしゃれなアイテムが揃っていることで知られています。
重箱仕切りに関しても、ナチュラルで和風テイストのグッズが豊富にラインナップされています。
まず人気なのが、和柄入りの紙製仕切りカップ。
梅や松、麻の葉模様など、和を感じさせるデザインが多く、おせちの雰囲気をグッと高めてくれます。
色も赤、金、黒などお正月らしい華やかなものが多く、料理を引き立ててくれます。
また、ミニおかずカップやお弁当仕切りパックも、実はおせちに使える優れモノ。
特に深さがあり、内側が耐油加工されたものは、煮物や味の濃いおかずにも対応可能です。これらは小さめサイズの重箱にもぴったり。
他にも、「使い捨ておかずトレー」や「透明フタ付きのミニ容器」など、単体でも詰められるアイテムが多く揃っています。
仕切りだけでなく、楊枝入れや小皿など関連グッズも豊富なので、トータルで揃えたい方におすすめです。
セリアは店舗によって品揃えに差があるため、できれば11月〜12月の早めの時期にチェックするのが◎。
季節限定商品はすぐに売り切れるので、早めの購入を意識しましょう。
ダイソーのサイズ展開と便利アイテム
ダイソーは圧倒的な品揃えとコスパの良さで人気の100円ショップ。
その中でも、おせち関連商品は毎年リニューアルされ、実用性の高い仕切りアイテムが多く揃っています。
注目は、「おせち用仕切りプレート」や「重箱用仕切りボックス」といった、専用サイズ設計の商品。
これらはS・M・Lなどサイズごとに展開されており、使いたい重箱に合わせて選びやすくなっています。
プラスチック製で丈夫なので、繰り返し使用する方に最適です。
また、ダイソーならではのおすすめは、シリコン製の仕切りカップ。
赤・緑・黄色など明るいカラー展開で、盛り付けに彩りを加えたいときに重宝します。
汁気のある料理でも漏れにくく、洗って何度でも使えるので経済的です。
さらに、*「抗菌タイプのおかずカップ」や「ミニカップの大容量パック」など、衛生面や数が必要なシーンにも対応したアイテムも充実。
イベントや大人数向けにおせちを作る場合でも安心です。
仕切り以外にも、100円とは思えない高見えする重箱本体も販売されており、仕切りとセットで使うと見た目がグンと豪華に。
正月前の売り場は特設コーナーが設けられるので、まとめてチェックすると便利です。
キャンドゥのオリジナル仕切り&関連商品
キャンドゥは、他の100均とはひと味違った「ユニークなアイデア商品」が魅力のお店です。
重箱仕切りに関しても、ちょっとした工夫が光るアイテムが見つかることが多く、知る人ぞ知る穴場スポットです。
キャンドゥで注目なのは、モノトーンや和柄の上品な仕切りカップ。
シンプルながらもデザイン性が高く、スタイリッシュな仕上がりにしたい方にぴったり。
特に、おせちにありがちな「ごちゃごちゃ感」を避けたい場合、色味が落ち着いた仕切りはとても重宝します。
また、他の100均にはあまり見られないのが、「紙箱型の仕切りトレー」や「折りたたみ式の間仕切りプレート」など、工夫次第で重箱にフィットさせやすいタイプのアイテム。
自由に形を変えられるので、少しサイズが合わない重箱にも対応できるのが嬉しいポイントです。
キャンドゥの特徴は、和テイスト+モダンなデザインのバランスが良いこと。
ナチュラル系や北欧系の食器と合わせて使いたい方にも人気があります。
ただし、店舗によっては取り扱いが限られるため、早めのチェックや事前の問い合わせがおすすめ。
特に12月は在庫が少なくなりやすいので、気になる商品は見つけ次第確保しましょう。
100均別:仕切りアイテム比較表(価格・素材・サイズ)
3大100均(セリア・ダイソー・キャンドゥ)で手に入る仕切りアイテムを比較表にまとめました。
店舗名 | 主な素材 | デザイン傾向 | サイズ展開 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
セリア | 紙・プラ・PET | 和柄・カラフル | 小〜中サイズ中心 | 和風デザインが豊富 |
ダイソー | プラ・シリコン・紙 | 実用重視 | 小・中・大あり | サイズ・種類豊富 |
キャンドゥ | 紙・プラ | シンプル・モノトーン系 | 小〜中サイズ中心 | オシャレで穴場的 |
このように、それぞれの100均には個性があります。
デザイン重視ならセリア、サイズ重視ならダイソー、センス重視ならキャンドゥがおすすめです。
使いたい重箱のサイズや詰め方のスタイルに合わせて、店舗を使い分けるとより理想的なおせち作りができます。
代用アイテム集(お弁当カップ・紙皿・小鉢・折り紙など)
実は、100均には「重箱仕切り専用」でなくても、仕切りとして十分使える便利なアイテムがたくさんあります。
それが「代用アイテム」です。低コストかつアレンジ自在なので、特に予算を抑えたい方や手軽に楽しみたい方にぴったりです。
代表的な代用アイテムはこちら:
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お弁当用のおかずカップ:アルミ・紙・シリコンなど素材も多彩。サイズも豊富で、形状も丸・楕円・花型などバリエーション豊か。
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紙皿やペーパーカップ:小さめのものを切って使えば、仕切りや器代わりになります。汚れてもそのまま捨てられるのが◎。
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使い捨て小鉢やタレビン:汁気のある料理にも安心。ミニサイズならそのまま重箱にイン。
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折り紙・ワックスペーパー:切って敷くだけで、汁漏れ防止にもなるうえ、見た目も華やかになります。
これらのアイテムは年中販売されており、12月の混雑前に準備しやすいのも大きなメリット。
1つのアイテムにとらわれず、発想を広げて工夫することで、コスパ良くオリジナル感のあるおせちが完成します。
おせち料理を美しく見せる!仕切りを使った詰め方&盛り付け術
おせち詰めの基本ルール(左右対称・隙間埋めなど)
おせち料理を美しく詰めるためには、いくつかの基本ルールを知っておくことが大切です。
まず意識したいのが「左右対称」。
重箱を開けたとき、左右や上下のバランスが取れていると、それだけで整った印象になります。
たとえば、左右に同じ色や形のおかずを配置するだけで、見た目の美しさがぐっと引き立ちます。
次に大事なのが「隙間をなくす」こと。
仕切りを使えばおかずが動きにくくなり、移動中や冷蔵庫で保管している間にも崩れにくくなります。
もし小さな隙間ができてしまった場合は、ミニトマトや葉物、紅白かまぼこなどの小さな食材を詰めてカバーすると見た目も◎です。
また、「彩りのバランス」も美しさに直結します。赤・黄・緑・黒・白といった色をバランスよく配置すると、華やかでお正月らしい印象に仕上がります。
料理の並べ方に決まりはありませんが、あらかじめ「どこに何を詰めるか」ラフに配置を考えておくと失敗が少なくなります。
仕切りがあれば、おかずの量や形に合わせて調整がしやすくなり、初心者でもプロのような仕上がりに近づけます。
まずはシンプルなルールを押さえて、楽しみながら詰めてみましょう。
色の黄金バランスで魅せる盛り付けテク
おせち料理をきれいに見せるために欠かせないのが「色のバランス」。
料理の内容が同じでも、彩りの配置によって印象が大きく変わるからです。ポイントは「五色の基本」を意識することです。
五色とは、
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赤(例:エビ、紅白なます)
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黄(例:栗きんとん、卵焼き)
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緑(例:絹さや、菜の花)
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黒(例:黒豆、ごまめ)
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白(例:かまぼこ、大根)
この色をバランスよく配置すると、自然と見た目が華やかで整った印象になります。単調にならないように、できるだけ隣同士で同じ色を避けるのがコツです。
また、色だけでなく質感の違いを組み合わせると、よりメリハリが生まれます。
たとえば、柔らかい「栗きんとん」の隣には、カリッとした「田作り」や「ごまめ」を置くと、視覚的にも楽しめる構成になります。
仕切りを使うことで、それぞれの色や質感の料理をしっかり区分けできるので、色バランスの演出にも役立ちます。
透明カップや柄付きのカップを使えば、見た目の印象もさらにアップします。
見た目が美しいおせちは、それだけで食欲をそそり、特別感も増します。ぜひ色の黄金バランスを意識して盛り付けてみてください。
高さと形を意識した立体的な詰め方
おせち料理の詰め方でもう一つ意識したいのが「立体感(高さ)」です。
平面的に詰めるよりも、高さに変化を持たせることで、料理が生き生きと見えます。
たとえば、エビの尾を上に向けて立てる、伊達巻を斜めに置く、かまぼこをうず巻きにするなど、立体的な配置を工夫することで見た目の豪華さが倍増します。
ここでも、仕切りが活躍します。
シリコンカップや仕切り板を使うことで、形が崩れやすい料理をしっかり固定しつつ、立体感を出すことができます。
また、仕切りを土台のように使って、料理を少し持ち上げるテクニックも有効です。
高さに差をつけることで、光の当たり方や影ができて、よりおせちが「映える」仕上がりになります。
特にSNSや写真に残す場合には、この立体感の演出が大きなポイントになります。
詰め方のコツは、手前に低いもの・奥に高いものを配置すること。
これだけで、奥行きのある構図になり、立体感が自然に出ます。まるで料亭のおせちのような美しさに近づけますよ。
SNS映えするおしゃれな詰めアイデア
今やおせちもSNS映えする時代。InstagramやX(旧Twitter)などで「#おせち料理」と検索すれば、おしゃれで個性的な盛り付けがたくさん見つかります。
そんな中でも、誰でも真似できて見栄えがアップする簡単なアイデアをご紹介します。
まずおすすめなのが、カラーを統一した詰め方です。
黒×金で高級感、赤×白でおめでたさ、パステルカラーで可愛らしさなど、テーマを決めて詰めると統一感が生まれます。
次に、仕切りを見せるデザインにするのも◎。透明カップや和柄の紙カップを使い、「仕切りもデザインの一部」として見せることで、センスの良い盛り付けになります。
他にも、
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ピックや飾り楊枝でアクセント
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食材を型抜きでハートや花型にする
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和紙や折り紙を敷いて彩りを追加
など、100均グッズを活用した小ワザも効果的。
大切なのは、「おしゃれすぎなくてもいい」ということ。
少しの工夫で、いつものおせちがグッと洗練された印象になるので、気軽に試してみてください。
行事や集まりに使える!実用的な詰め方例
年末年始には、親戚の集まりや友人との年始パーティーなど、みんなで食べる機会が増えますよね。
そんな場面では、「取りやすく・食べやすく・見やすい」詰め方がとても重要です。
まず意識したいのが、「1口サイズにまとめること」。
黒豆や田作りは小鉢に、煮しめや昆布巻きは食べやすい大きさにカットしてから詰めましょう。
仕切りを活用すれば、おかず同士が混ざらずに取りやすくなります。
また、同じ料理を複数箇所に分けて詰めるのもポイントです。
たとえば、家族6人で食べるなら、同じかまぼこを3箇所に2切れずつ配置しておくと、取り合いにならずスマートです。
さらに便利なのが「取り分けやすい配置」です。
中央に高さのある料理を置き、周囲に小鉢をぐるっと並べるように詰めると、どの方向からでも手が届きやすくなります。
人が集まるときは、見た目だけでなく「配慮」も盛り付けの一部。
少しの気遣いで、食べる側も作る側も気持ちよく過ごせるおせちになりますよ。
お弁当や普段の食卓でも使える!仕切りアイテムの応用術
普段使いでも大活躍!おかず整理の工夫
重箱の仕切りアイテムは、おせちだけでなく日常の食卓でも大活躍します。
たとえば、夕食のおかずをワンプレートに盛り付けたいときや、家族でシェアして食べる鍋や大皿料理にも応用可能です。
ワンプレートご飯を盛り付けるとき、料理の汁気や味が混ざってしまうのが気になるという声もよく聞きます。
そんなときに仕切りアイテムを使えば、おかずごとにしっかり区切って盛り付けることができ、見た目も美しく衛生的です。
特にお子様や高齢者のいる家庭では、味が混ざらないことで食事の満足度がアップします。
また、食事の準備段階でも便利。
たとえば冷凍保存する前のおかずを、仕切り付きの容器で小分けにしておけば、そのままお弁当箱やプレートに盛るだけで時短になります。
使い捨てタイプなら洗い物も減らせて一石二鳥です。
さらに、食卓の小鉢代わりにも使えます。たとえばキムチや漬物、少量の副菜などを、シリコンカップや紙カップに盛り付けてそのまま出すと、片付けもラクで、見た目もおしゃれ。
和風・洋風どちらの料理にも合わせられるデザインが100均にはたくさん揃っているので、ぜひ日常の中でも活用してみてください。
お弁当箱×仕切りのアイデア活用法
お弁当作りにも、重箱用の仕切りアイテムはとても便利です。
特に、100均で売っている仕切りカップや仕切りプレートは、サイズやデザインが豊富で、お弁当箱の中でのおかずの整理・彩り・汁漏れ防止に役立ちます。
まず基本的な活用法として、おかず同士の味移りを防ぐ目的で使うのが定番。
煮物と揚げ物など、異なるジャンルの料理を詰めるとき、間に仕切りカップを挟むことで味が混ざるのを防ぎます。
また、彩りを加えたいときは、カラフルな紙製やシリコンカップを使うと簡単。
赤・黄・緑などのカップを使えば、同じ食材でも明るく華やかな印象になります。
例えばミニトマトやブロッコリーなど、シンプルな食材も一気に主役級に。
さらに、お弁当箱の形状によっては、シリコン製の仕切りを曲げて隙間にフィットさせるというテクニックもおすすめ。
仕切りを自在に形づけられる柔軟性があるからこそできる裏技です。
お弁当作りは毎日のことだからこそ、こうした小さな工夫が時短と満足度の向上につながります。
見た目・機能・手間のバランスを取りながら、仕切りアイテムを上手に活用してみましょう。
子どものお弁当にも便利な使い方
お子さんのお弁当作りでは、見た目のかわいさと食べやすさがとても重要です。
そこで活躍するのが、100均で買える仕切りアイテム。シンプルなおかずでも、可愛く楽しく盛り付けることができる魔法の道具です。
まずおすすめなのが、キャラクター柄の紙カップや、動物モチーフのピック付き仕切り。
セリアやキャンドゥには、お子さま向けの可愛いデザインが豊富で、子どもが思わず笑顔になるお弁当が簡単に作れます。
また、汁漏れが心配なおかず(たとえばミートボールや煮豆)も、シリコンカップを使えば安心。
洗って繰り返し使えるうえ、しっかりとした深さがあるので、中身がこぼれにくくなります。
お弁当箱の隙間には、型抜きしたチーズやハムをカップに入れて小分けに。
これだけでボリューム感も出て、見た目のバランスも整います。
さらに、仕切りのおかげで、お子さまが苦手なおかずも混ざらずに食べやすくなるというメリットも。
毎日作るとなると負担に感じるお弁当作りですが、仕切りアイテムを上手に使えば手軽に楽しく工夫できるようになります。
お子さまとの会話のきっかけにもなるので、親子で楽しみながら活用してみてください。
小分け冷凍にも使える?意外な活用術
仕切りアイテムの中には、小分け冷凍にぴったりのものもあります。
特にシリコン製やプラスチック製の仕切りカップは、冷凍耐性があるものが多く、おかずの保存にとても便利です。
たとえば、夕食の残りを翌日のお弁当用に保存したいとき、シリコンカップに小分けして冷凍しておけば、そのまま弁当箱にポンと入れるだけで準備完了。
電子レンジ対応のカップであれば、温めてそのまま食卓に出すこともできます。
また、味付けが濃いおかずや、水分の多い副菜も、仕切りカップで分けて冷凍することで風味を損なわずに保存できます。
紙製のカップを使うときは、耐水性や耐冷性を事前に確認しておくのがポイントです。
さらに、100均には冷凍保存専用の小分けトレーも販売されており、仕切りカップと併用することで整理しやすくなります。
特に離乳食や作り置きおかずの保存には重宝するアイテムです。
「ちょっと余ったから冷凍しておこうかな?」そんなとき、仕切りカップがあると気軽に保存でき、食品ロスの削減にもつながります。
ぜひ冷凍活用でも仕切りアイテムを活用してみてください。
片付け・時短にもなる仕切りの魅力
仕切りアイテムは、見た目をきれいに整えるだけでなく、実は片付けや調理の時短にも貢献してくれる便利な存在です。
まず一番のメリットは、洗い物が減ること。
使い捨ての紙カップやアルミカップを使えば、料理の油や汁が直接容器につかないため、洗う手間が大幅に減ります。
特に忙しい朝のお弁当作りでは、少しでも後片付けの手間が減るのはありがたいですよね。
また、調理中も仕切りを活用できます。たとえば、おかずを種類別に仕切りに分けて置いておくと、盛り付け時にそのまま使えるので、工程がスムーズになります。
おかずの量が少ない日も、仕切りを使うことで見栄え良くまとめることができ、満足感もアップ。
さらに、お皿やプレートをそのままランチボックス風に使えるという利点もあります。
カフェ風のワンプレートご飯を作るときにも、仕切りカップを活用すれば、手軽に「おしゃれ+時短」が叶います。
このように、仕切りアイテムは見た目だけでなく、日々の家事をサポートしてくれる心強い味方。
100均で揃う便利な道具だからこそ、惜しみなく活用して、毎日の食事準備をもっとラクにしてみませんか?
重箱と仕切りのサイズの合わせ方・選び方のポイント
サイズの測り方と合う仕切りの見つけ方
仕切りを使って重箱を美しく詰めるためには、まず「重箱の内寸サイズ」を正しく把握することが大切です。
サイズが合っていない仕切りを使うと、ズレたり浮いたりして、せっかくの盛り付けが台無しになることも…。購入前には必ずサイズ確認をしておきましょう。
サイズを測る際は、以下の3点をチェックするのがおすすめです。
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内側の横幅・縦幅(cm)
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深さ(高さ)
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段数(何段あるか)
特に注意したいのが、「外寸」と「内寸」の違いです。
商品のパッケージやオンラインストアでは外寸しか記載されていないこともあるので、実際に手元の重箱を測ることが重要です。
重箱のサイズは、一般的に15cm〜24cm程度が主流で、大家族用では27cmや30cmもあります。
それに合わせて、100均などで販売されている仕切りも「15cm用」「18cm用」などサイズ展開がありますので、対応表をチェックすると安心です。
仕切りを選ぶときは、「1段に何品詰めるか」も目安に。
たとえば、6品詰めたい場合は、2×3のブロックに分けられる仕切りを選ぶと見栄えよく収まります。
あらかじめ盛り付けのイメージを持ってから選ぶことが、失敗しないコツです。
おかずの量とのバランス調整法
重箱に仕切りを入れても、「おかずが入りきらない」「スカスカに見える」など、バランスに悩むこともありますよね。
そこで大事なのが、おかずの量と仕切りの数・形のバランスを取ることです。
基本的に、おせち料理は一品ずつの量が少ないので、仕切りで区切ることで品数を増やしつつ見栄えを良くすることができます。
しかし、おかずの種類が少ない場合は、仕切りを多用すると逆にスカスカに見えることも。
そんなときは、
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深さのあるカップで高さを出す
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小皿や小鉢をそのまま仕切り代わりに使う
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葉物野菜やカラーピックで彩り&隙間をカバー
といった工夫で、ボリューム感と見た目の美しさを両立できます。
また、量が多いおかずは、2〜3箇所に分けて配置すると、重箱全体のバランスが取れます。
たとえば、エビや卵焼きなど人気のおかずを分散して詰めれば、どこから見ても豪華に見えますし、取りやすさもアップします。
仕切りはあくまで補助的な道具なので、おかずの内容と見た目を意識して、必要に応じて取り外したり、位置を調整したりする柔軟性も持っておくと良いでしょう。
サイズ別おすすめ100均仕切り(1段〜3段)
100均には、さまざまなサイズの仕切りアイテムが揃っており、重箱の段数や寸法に合わせて使い分けることがポイントです。
以下に、よくある重箱サイズ別におすすめの100均仕切りアイテムを紹介します。
■ 15cm〜18cmの小型重箱(1段用・2段用)
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セリア:ミニサイズの紙カップ/3マス分割のプラスチック仕切り
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ダイソー:シリコンカップ(Sサイズ)/透明カップ仕切り
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キャンドゥ:和柄の小型紙皿/折りたたみ型ミニ仕切り
このサイズの重箱は、2人〜3人用の家庭にぴったり。細かく分けすぎず、4マス〜6マス程度の分割が使いやすいです。
■ 21cm〜24cmの中型重箱(2段〜3段)
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ダイソー:プラ仕切りプレート(4分割・6分割)/深型カップ
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セリア:18cm〜20cm用の仕切りカップ/弁当用仕切りセット
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キャンドゥ:シンプル仕切りボックス/カラーカップセット
このサイズは4人〜5人の家庭向け。1段あたり6〜9品目を盛り付けられるので、仕切りのバリエーションを増やすと便利です。
■ 27cm以上の大型重箱(3段以上・大家族向け)
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ダイソー:大型仕切りプレート/和風仕切りカップ(大)
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セリア・キャンドゥ:取り扱いが少なめだが、小物を組み合わせて対応可能
大型重箱には、市販の仕切りがフィットしにくいこともあるため、複数のカップを組み合わせるor代用品を活用するのがコツです。
詰めやすさ重視の選び方
仕切りを選ぶときは、「見た目のデザイン」だけでなく、詰めやすさや使い勝手の良さも重視しましょう。
どれだけおしゃれでも、実際に料理を詰めにくいと意味がありません。
詰めやすさのポイントは以下の通り。
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カップや仕切りの底が安定しているか
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材質がしっかりしている or 柔らかすぎないか
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仕切りの深さが食材に合っているか
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複数個並べたときにズレにくいか
特に初心者の方には、やや深めで自立するタイプの仕切りが扱いやすいです。
たとえば、シリコン製のカップは底がしっかりしていて、かつ形状が変わりやすいため、食材のサイズに合わせてフィットさせやすいです。
また、仕切りを使う前に「どこにどの料理を入れるか」をざっくりとシミュレーションしておくと、詰める作業がスムーズに進みます。
事前に空の重箱に仕切りだけ並べてみるのもおすすめの方法です。
見た目重視か、時短重視か、自分の目的に合わせて「詰めやすさ」を基準に仕切りを選ぶことで、失敗しないおせち作りができます。
よくあるサイズ選びの失敗&解決法
仕切り選びで意外と多いのが、「サイズが合わない!」という失敗です。
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買った仕切りが大きすぎて入らない
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小さすぎて動いてしまう
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思ったより高さがなくて汁がこぼれた
など、ちょっとしたサイズミスで使いづらさを感じるケースがよくあります。
そんなときの解決法としては、
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複数の仕切りを組み合わせて調整する
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折りたためる紙やワックスペーパーでカバー
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仕切りの下にクッキングシートを敷いて安定させる
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カップの外側に食品用ラップを巻いてサイズ調整する
など、ちょっとした工夫で対応できます。
また、購入前に「数ミリの誤差を想定して余裕を持ったサイズ選び」をすることも重要。
特にプラスチック製の仕切りは曲がらないので、ピッタリサイズより少し小さめを選ぶ方が安全です。
どうしても不安な場合は、店舗でサイズをメモして行き、現物を手に取って確認するのがベスト。
最近は、店舗POPに「◯◯cm重箱対応」と書かれていることもあるので、しっかりチェックしておきましょう。
100均以外でも人気!おすすめ仕切りアイテム(無印・ニトリ・通販)
無印良品のシンプル&高品質な仕切り
無印良品といえば、シンプルで無駄のないデザインが魅力。
おせちや弁当の仕切りとしても、無印ならではの「見た目の美しさ」と「機能性の高さ」が光るアイテムが多数あります。
特に人気なのが、「ポリプロピレン製のおかずカップ」や「保存容器仕切り板」などのアイテム。
無印のカップはシンプルな白や透明で統一されており、料理の彩りを引き立てる脇役として最適です。
紙カップやシリコンカップと比べると、無駄がなく落ち着いた印象を与えます。
また、無印の仕切りアイテムは食品に直接触れても安心な素材でできており、繰り返し使える耐久性も高め。
熱や水にも強く、電子レンジや食洗機に対応しているものもあるため、普段使いにもおせちにも両方で活躍してくれます。
価格は100均より少し高めですが、長く使える質の良さを考えれば、コスパは抜群です。
特に、毎年おせちを手作りするご家庭や、普段から「見た目」にもこだわる方にはおすすめ。
サイズや形も豊富にあるため、重箱の内寸に合わせてぴったりの仕切りが見つけやすいのも嬉しいポイントです。
ニトリのコスパ抜群な仕切りグッズ
「お、ねだん以上。」でおなじみのニトリでも、おせちやお弁当で使える仕切りアイテムが豊富に展開されています。
ニトリの魅力はなんといってもコストパフォーマンスの高さと、ちょうど良い実用性です。
特に人気なのが、「おかず小分け保存容器」シリーズ。
サイズごとに仕切りが付いており、そのまま冷蔵・冷凍・電子レンジに対応できる優れものです。
これをそのまま重箱代わりに使ったり、組み合わせて詰めれば、おせち用のカジュアルな仕切り弁当が完成します。
また、ニトリには食品以外の収納グッズや仕切りトレーも多く、それらを食品用として転用するというアイデアもあります。
たとえば、竹素材のカトラリートレーや木製プレートは、和風の雰囲気を演出するのにぴったり。
さらに、ニトリのオンラインショップでは「おせち特集ページ」が設けられることもあり、専用重箱や仕切り皿が期間限定で登場します。
お正月前になると在庫が少なくなるため、11月下旬〜12月初旬にチェックするのがおすすめです。
「しっかりした作り+お手頃価格」のバランスを求める方には、ニトリの仕切りグッズは非常におすすめです。
Amazon・楽天で買える仕切りの選び方
ネット通販を利用すれば、自宅にいながら重箱や仕切りアイテムをじっくり比較して購入することができます。
中でもAmazonや楽天は、選択肢が豊富でレビューも参考になるので、賢く選べば満足度の高い買い物ができます。
Amazonでは、シリコン製・木製・プラスチック製など、さまざまな素材の仕切りが売られています。
特に「業務用のおせち仕切りセット」や「キャラクターカップの大量セット」など、100均では手に入らないタイプのアイテムが豊富です。
楽天では、職人が作る高級仕切りや「重箱とセットで売られている仕切り」「名前入りのオーダーメイド仕切り」なども見つかります。
価格は高めですが、特別な日の演出にはぴったり。
購入時のポイントは以下の通り。
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商品レビューや評価をチェック
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実寸サイズを確認(外寸・内寸)
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素材と用途を明記しているか確認
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食品対応か、洗浄方法などを確認
特に「安いけど小さすぎた」「思ったより柔らかくて使いづらい」といった失敗は多いので、レビューで実際の使用感を確認するのが重要です。
また、まとめ買いなら送料込みで結果的に100均よりお得になることもあります。
計画的に選んで、賢く通販を活用しましょう。
100均では足りないときの選択肢
「100均の仕切りだけでは足りない」「もっと本格的に詰めたい」「他の人と差をつけたい」そんなときは、100均以外の選択肢を取り入れるのがおすすめです。
たとえば、オーダーメイドの木製仕切りは、サイズも素材も指定できて、重箱にぴったりフィットするため、プロのような仕上がりに。お正月だけでなく、誕生日や記念日などでも使えます。
また、業務用の料理店が使っている業販サイト(例えば「料理道具ドットコム」「キッチンワールドTDI」など)では、シンプルで使いやすいアイテムが大量に購入でき、本格志向の方や家族が多い方に便利です。
さらに、ロフトや東急ハンズの季節特設コーナーでは、ちょっとおしゃれな和雑貨風の仕切りや、小さな豆皿・小鉢が並ぶこともあります。
100均にはない上質な風合いを求める方に最適。
100均の手軽さは魅力ですが、シーンに応じて「少し良いもの」を取り入れると、満足度や見た目の格がぐっと上がります。
「見た目・耐久性・話題性」すべてをワンランクアップさせたいときには、100均以外の選択肢もぜひ検討してみてください。
素材・サイズ・価格の違いを比較!
100均・無印・ニトリ・ネット通販…。さまざまな仕切りアイテムがありますが、「どれを選べばいいか迷う」という方のために、素材・サイズ・価格の違いを比較表にまとめました。
ショップ | 主な素材 | サイズ展開 | 特徴 | 価格帯(目安) |
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100均(セリア等) | 紙・シリコン・プラ | S〜M | 種類豊富・安価・手軽 | 110円 |
無印良品 | PP・シリコン | S〜L | シンプルで高品質 | 150〜300円 |
ニトリ | プラ・木製 | M〜L | 実用性重視・家族向け | 200〜500円 |
Amazon | すべて(+木製・業務用) | S〜特大 | 豊富なバリエーション | 300〜2000円 |
楽天 | 高級木製・業務用多数 | オーダー可能 | 特別感・プロ仕様 | 1000〜5000円以上 |
選ぶ際は、「いつ・どこで・誰のために使うか」を基準に考えると失敗しにくいです。たとえば、
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家族で楽しむ → ニトリ&100均
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SNSに映える → 無印&キャンドゥ
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来客・親戚向け → 楽天・業務用
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普段使い → 無印・ニトリ・100均
こうした比較をもとに、最適な仕切りアイテムを選んでみてくださいね。
仕切りアイテムの収納・保管・長持ちさせるコツ
繰り返し使うための収納法と整理アイデア
おせちやお弁当作りに便利な仕切りアイテムは、使った後の「収納の仕方」も大切です。
特に繰り返し使うシリコン製やプラスチック製の仕切りは、形を崩さず、清潔に保つことが長持ちのポイント。
上手に整理すれば、使いたいときにすぐ取り出せて、調理の時短にもつながります。
おすすめの収納法は、素材別・サイズ別に分類することです。
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シリコン製はジッパー付き袋やケースに立てて収納
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プラスチック製は重ねて引き出し収納
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紙製はファイルボックスやクリアケースに種類別で保管
など、用途や使う頻度に応じて整理すると管理がラクになります。
100均で販売されている「仕切りケース」や「引き出し用収納ボックス」も使いやすく、キッチンの引き出しや棚にスッキリ収まります。
また、収納場所を決めてラベルを貼ると、家族と共有しやすくなり、何がどこにあるか一目でわかります。
とくにお正月など限定的な時期に使うものは、「おせち用」などと分けておくと便利です。
湿気対策として乾燥剤や防湿シートを一緒に入れておくのもおすすめ。
これによりカビや変形を防ぎ、清潔に保てます。繰り返し使うアイテムこそ、使い終わった後の「ひと手間」が重要です。
季節ごとに分けて使う収納ラベル術
仕切りアイテムは、季節やイベントごとに活躍の場面が異なります。
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正月:おせち用の和柄仕切り
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春:お花見や行楽弁当用
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夏:ピクニックや冷やし麺用
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秋冬:運動会やハロウィン弁当用
など、イベントに合わせたデザインやサイズが必要になることも。
こうした季節アイテムをうまく管理するコツは、ズバリ「ラベル管理」です。
100均で手に入るファイルボックスやジッパーバッグに、季節やイベント名を記載したマスキングテープやシールでラベリングすれば、一目でわかる収納が完成します。たとえば、
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「おせち用仕切り(12月)」
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「行楽弁当カップ(春)」
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「クリスマスピック(冬)」
と分類すれば、年末やイベント前に慌てて探す手間が省けます。
また、写真付きのインデックスカードを貼っておくと、中身がさらにわかりやすくなります。
中身を確認せずに済むので、出し入れがスムーズです。
仕切りアイテムは小物が多く、ついごちゃごちゃしがち。
だからこそ、季節・用途・サイズの3つで分類してラベリングすることで、1年を通じて効率よく使いこなせるようになります。
型崩れ・色移りを防ぐ保管方法
せっかく買った仕切りアイテムも、保管方法が悪いと型崩れや色移りで使えなくなってしまうことがあります。
とくにシリコン製や紙製はデリケートな素材のため、保管時の扱いには注意が必要です。
まず、型崩れを防ぐためには「重ねすぎない」ことが大切です。
特にシリコン製のカップは柔らかく、重ねた状態で放置すると変形して元に戻らなくなることもあります。
対策としては、1枚ずつ薄紙を挟む/縦に立てて収納する/専用のケースに入れるなどの工夫が有効です。
また、色付きのおかず(カレー・ミートソース・ビーツなど)を入れた仕切りを洗ったあと、他の白いカップや紙製品と一緒にしまうと、色移りが起こる可能性があります。
これを防ぐには、
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洗ったあとは完全に乾燥させる
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色付きのカップと白いものは別に保管
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染まりやすい紙類とは分けて収納
など、ちょっとした分別がポイントです。
さらに、湿気の多い場所に長期間放置すると、カビや変色の原因にもなります。
風通しの良い場所で保管し、使わない季節は密閉容器やチャック袋でホコリ・湿気対策をしておきましょう。
洗いやすい素材と注意すべき点
仕切りアイテムは食材に直接触れるため、衛生的に保つことがとても大切です。
そのためには「洗いやすい素材」を選び、正しいお手入れをすることがポイントになります。
特におすすめの素材は以下の通り。
素材 | 洗いやすさ | 備考 |
---|---|---|
シリコン | ◎ | 食洗機OK、熱湯消毒も可能 |
プラスチック(PP) | ○ | やさしく洗えば長持ち |
紙・アルミ | × | 基本的に使い捨て、洗浄不可 |
シリコン製は水弾きがよく、食器用洗剤でさっと洗うだけで汚れが落ちやすいので、繰り返し使いたい方にぴったりです。
汚れがひどいときは、重曹やクエン酸を使ってつけ置き洗いすると効果的。
一方でプラスチック製は、スポンジでやさしく洗う必要があります。
ゴシゴシこすると傷がつき、汚れが取れにくくなることもあるので注意しましょう。
洗ったあとは、完全に乾かしてから収納することが大事です。濡れたままだとカビやニオイの原因になります。
できれば日陰干しでしっかり乾燥させましょう。
また、たまに熱湯をかけて除菌するのも衛生管理に効果的。
キレイな仕切りで盛り付けたおせちは、見た目だけでなく安心感もアップします。
長持ちする使い方&NG行動
仕切りアイテムは正しく使えば、何度も繰り返し使えてとても経済的です。
しかし、ちょっとした使い方の違いで劣化が早くなったり、使えなくなってしまうこともあります。
ここでは長持ちさせるためのポイントとやってはいけないNG行動をご紹介します。
まず長持ちさせるポイントは以下の通り。
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使用後はすぐに洗う(放置しない)
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強い洗剤や漂白剤は控える(色落ち・素材劣化)
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直射日光を避けて保管
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シリコン製は熱湯消毒OK、ただし高温オーブンはNG
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汚れたらすぐふき取る、色移りは早めに対処
一方で、避けたいNG行動はこちら。
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電子レンジ非対応のカップを加熱する
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油汚れをこすりすぎて表面を傷つける
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シリコン同士を強く圧縮して保管する
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洗わずにそのまま放置してカビさせる
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他の調理器具と一緒にゴチャ混ぜで収納する
このようなNG行動を避けることで、仕切りアイテムの寿命はぐんと伸びます。
「買ったら終わり」ではなく、使い方と保管方法で価値が決まるのが仕切りの特徴です。
お気に入りのアイテムを長く使うためにも、ぜひちょっとしたケアを意識してみてくださいね。
📝まとめ:100均の重箱仕切りで、華やかなおせちと日常を楽しもう!
おせち料理をより美しく、便利に、そして楽しくしてくれる「重箱仕切り」。
100均をはじめ、無印良品やニトリ、通販などさまざまな場所で手軽に手に入れることができ、素材・形・サイズも多種多様です。
仕切りを使えば、見た目が華やかになるだけでなく、おかず同士の味移りを防ぎ、盛り付けも簡単に。
おせちだけでなく、普段のお弁当やワンプレートご飯、保存食や小分け冷凍にも活用できます。
また、仕切りは使い捨てと繰り返し使えるタイプがあり、素材や使用シーンに応じて選べば、コスパも収納効率も抜群。
正しいお手入れと保管をすれば、長く使い続けられます。
見た目の美しさ、機能性、時短効果まで叶える重箱仕切り。
これまでなんとなく選んでいたという方も、この記事を参考に、自分に合った仕切りを選んで、楽しいおせちづくり&毎日の食事作りをしてみてくださいね。